俺はリアル麻雀だとドラをめくる時にドラを覚える癖がある
ネット麻雀はドラのめくりと配牌が同時に展開される
だから
雀龍門のようにドラが配牌で光ってくれる、雀ナビのように赤く染まるなどの効果がないと初打ドラ切りが往々にしてあるもちろんリアル麻雀では初打ドラだなんて滅多にない
ダブリー国士だとかそういう天文学的数字が関わる時じゃないと切らない
ネット麻雀は
理牌が自動だ
そこに何の個性もない
初心者のうちは色別に分けて、左から右に昇順で並べる
そして字牌を右端に置くものだ
しかし、ある程度慣れると手牌を降順昇順入り乱れで並べたり789と並べず879と並べることも珍しくない
そうやって手を読まれにくくするのも麻雀の戦略だと思う
また、ネット麻雀は手出しとツモ切りの違いは分かるものの、牌が早く出過ぎてどこにどの色があるか?どの数字があるか?がよく分からん
訓練すればできるようになるのかもしれないが…リアル麻雀でできることがネット麻雀で出来ないとなるとどうにも腑に落ちない
まあ俺はリアル麻雀だといらない牌は右端に寄せておくようにしてるから手が読まれたりしないと思うけど
ただ、
ネット麻雀だと右端に寄せたい牌を右端に寄せられないことが多いんだよね
雀龍門くらいじゃないか?
ドラッグして牌の入れ替えができるネト麻って
配牌をとるのも自動だ
俺は配牌をとりながら第一打に何を切るか?役の方向性は何か?も考えるのでどうも調子が狂う
リアル麻雀は表情や手の動き、その人の癖で聴牌しているか?点数がどのくらいか?がよく分かる
フリー雀荘で勝ち組になるくらいの猛者でも、役満を聴牌した時の挙動の不審さは隠し切れるものではない
しかし、
ネット麻雀では相手の表情やしぐさが分からない「相手の行動で手を読む」のが麻雀の能力と言えるのかがネットではよく議論される
俺はそれも立派な能力の一つだと思う
2索が場に3枚切れてほぼ空なのに13索の嵌張を後生大事に抱え込み、離そうとしない
ドラをドラと気付かず切ってしまう
手出しとツモ切りの区別ができない
そういう人って一般的にタコ雀士だろ?
つまり麻雀には観察眼が必要であり、それが強さの一要素でもあるってことだ
麻雀において牌効率や押し引き判断だけでなく、観察力も立派な能力の一つ
1つでも多くの情報から、相手の状態を測る
それは当然の行為なのにどうしてしぐさや表情で判断する能力が能力として認められないのか?
俺はどうも納得できない
「相手の挙動で手を読む能力は雀力と関係ない」と考える人はネット麻雀を基準に考えてる
そしてネット麻雀とリアル麻雀を同一視して、共通項目じゃないからとその判断材料を切り捨てているに過ぎない
俺はネット麻雀とリアル麻雀は似て非なる別物だと考えてるし、「どっちが本当の麻雀か?」と聞かれたら「そりゃリアルの方でしょ。虚構の麻雀より現実世界の麻雀の方がリアリティがある」と答えるのでそういった能力も麻雀の強さに関係すると思う
ネット麻雀にはチョンボがないリアル麻雀ではチョンボをしないという注意力も必要だ
だがネット麻雀にはそれがない
複雑なチンイツ多面待ちでも親切に待ちを教えてくれる、それだけで本来ついてしかるべき雀力の差がどれほど埋まるだろうか?
あと
マッチング形式だから対局者がころころ変わるってのもいただけない
1P先取しただけで戦いのWinnerになるなんて今の時代カードゲームでもしないぞ?
サッカーやバスケ、テニスなんかもそうだし
だから1P先取されるだけで負け扱いされるのも1P先取しただけで勝ち扱いされるのも釈然としない
レーティングだなんて目安にしかならないしねえ
以上のような違いが気にならないこともないが、これらはすべて些細なこと
以下、
どうしても抵抗があるネット麻雀の特質
・どのような状況下でもチーよりもポン(カン)が優先される取り決めによるものの、リアル麻雀では基本的に発声優先が主流だ
リアルだと「チー!」と発声が入ったあとに「あ、ちょっと待って。ポンしよっかなー?でもなー?迷うなー。やっぱポンしちゃえ!」と迷った末にポンをすることは許されない
よほどの初心者相手なら話は別だけど
チーとポンでポンが優先されるのはあくまで発声が同時だった時だけ
だがネット麻雀だとあらゆる状況でポンが優先される
13の嵌張で持ってて2をチーしようとしたときに迷った挙句の「カン!」の声が入るとか、もうね…(遠い目
・カンとリーチの確認表示がうざったい俺、222234の形で持ってる
「カンしますか?」
ニアはい
いいえ
あのさあ…
ツモるたびに確認しないでくんろ?
俺「ここはダマだな…」
「リーチしますか?」
ニアはい
いいえ
しないゆうとるやないけ(^ω^#)ピキピキ・切断行為これが一番イライラする
イライラすると言っても「死ねやタコー!コラー!タコー!」と発狂するほどではないが(笑)
卓を囲んで他の3人と麻雀を打たせてもらってる以上、どんなに負けが込んでても最後まで打ち切るのがマナーというもの
切断してる人がいると急に萎える
そりゃあ、ネット麻雀は「手軽に始められるけど、対局中手軽にやめられない」ってのはあるよ?
だけどさあ…
予定が詰まってるのに麻雀なんかしてんじゃねえよゴルァ!と思う
負けが込んで切断する人に強い人はいない
麻雀なんてツイてる時は誰だって役満の手が役満の方向に伸びて、最終的に役満で和了るのが普通
麻雀は3局に一度しか和了れない、とよく言われる
和了れない局の方が多いんだ
和了れるのと和了れないの、どっちが運がいいかというと一般的に考えて当然和了れる方だろ?
和了れないのはツイてない方だろ?
麻雀は4人でやる以上、どうしてもツイてない局面が多いゲーム
そりゃそうだ、相手は3人いるんだから単純に考えて向こうの速度は3倍なんだから
だからこそ「ツイてない時に、どういう麻雀を打つか?」が一番雀力の差が出ると俺は思う
なのにツイてないから、苦しいからといって回線落ちという逃げを打つような人は絶対に麻雀が強くならない
それに考えたことがあるか?
2人も回線落ちがいた状況を!
俺「あ、どうも。二人だけっすね」
対局者「あ、そうっすね…」
この気まずさを一体どうしろというんだ!
3人が落ちた時なんて「俺、独りで何やってるんだろう…」ってむなしくなるぞ!
是非一度体験してみることを勧める!
結んで!