ゲームの時間だ

夜、バスに乗っている
その空気はどこか重い


ぶつぶつと呟いて心ここにあらずな者
絶望した眼差しで虚空を仰ぐ者
ぐずぐずと泣き出す者…


俺たちは命を賭けたクイズ大会を司会者に強制されていた





クイズを強制されて4日目
あんなに多かったバス搭乗者の半数は既に死体となっていた

楽しいはずだったバス旅行で、友人の命を無くした者も多い




司会者から出題された
俺は一番乗りに司会者の耳元に答えを囁いた




司会者「…正解だ!」


俺はホッと胸を撫で下ろす
俺のライフはまだ4蒟蒻ポイント残っているが、油断は出来ない

と、俺はバスの先頭で結界に阻まれて身動き出来なくなる



司会者「答えを叫ばれでもしたら大変だからな。まあ、そうした時点で貴様は失格して即退場なわけだが…。ククク!ゲームは楽しくやらないとなぁ!残された奴等の苦悶を浮かべた表情でも眺めているといいッ!」



ああ、防音なわけね
これ

てか、こいつの顔と天を突くように尖った白髪
どっかで見たことあるぞ…




目を覚ました今なら分かる
Princess Saviourの不死王だw








結界のなかでもなかなか危険だ
たまに光球が飛んできて、それを避けないといけない
当たると多分ライフが削られる
蒟蒻という名のライフが削られる





俺「実は不正解で、死ぬまでこんなことさせられるとかないよな…」

不死王?「ああ、実はそうかもしれねぇなあ!答えの撤回は認められねえが!ヒャハハハハハハ!!!」

俺「そんなことはしない。既に俺は自分の答えに命をベットしている。このまま死ぬも悪くないさ。ククク…」



それにしても俺、ノリノリである
近くにマオがいたら確実に怒られてるセリフだ(笑)









不死王?「さあ、時間だ!」


その瞬間、結界が砕ける
生存者は…俺を含めて5人か

結界越しに見せられてた光景は幻だったのか?
俺の目の前じゃ誰も死んでなかったのに








バスがとある公園の前に泊まる

不死王?「ここで2時間休憩だ!その間に風呂でも入れ!臭かったら殺すぞ!!!ヒャハハハハ!」




のろのろとバスから降りようとする人たち
女の子は泣いている

俺は「うっし!次で終わりだ!」と叫んでみたが、誰もその声に答えなかった







公園のくせに銭湯があるとは
…ん?何か入り口の上にデカデカと書いてある


「沈んだ小島よしおの死体を見つけたら2400円!」




…どこから突っ込んでいいか分からんぞ










風呂シーンはカットされた
気がつくとバスに乗って出発していた
時間帯も昼のようだ

てか司会者も別人になってるし
しゃくれ顎の茶髪兄ちゃんや


「問題!この宇宙人の名は?」





知るか
昭和特撮の敵キャラじゃねえか

ガルフだかガルムだかだったのは覚えているが
周りも分からないのか「ガル…。ガル…。」と呟いている




ああもう!
分からんもんをちまちま考えてても埒が明かないだろうが!


俺「ガルム!」



それにつられて、周りもガルムガルムと言い出した



司会者「不正解だ!正解はガルフ星人!」

あらら、間違えたか
まあライフには余裕があるから構わんけど




…しかし何故かライフが減らない
何故だ?









司会者とジャンケンすることになった
俺が勝っても後出しだとか色々難癖をつけられて無かったことにされる
まあどうでもいいや



そうこうしていると目が覚めた
てか俺ってどんな悪夢を見ても、それが悪夢にならないんだが

さて、また寝るか

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