ドラは恋人

現代麻雀技術論【エッセイ】おおきく振り込んで 第4章「恋人」を読んでた
俺は「麻雀」がつく文章があれば、デジタルだろうとアナログだろうと、上級者向けだろうと入門書だろうと読みふけるのだ!

この記事を読んでて、「ん?」と思ったことを書く





雀鬼流で有名な打ち方に「聴牌までドラを切らない」がある
ドラを恋人のように扱え、というのだ

なお女には「ドラは桜井章一と思え!」と過去教えていたもよう
今は知らん(笑)




上の記事で伊藤優孝プロがホンイツ手で赤を2枚引いて降りた、という話が紹介されていた

伊藤優孝は死神じゃなくて死にかけの優だろ!
いい加減にしろ!



雀鬼流では赤はドラに準じるものであってドラそのものではない
だからドラに比べればその扱いは比較的軽い

とは言ってもすぐ切ってもいいものじゃないらしいが



谷口亜夢著「実践!雀鬼サマへの道 雀鬼流手ほどきの書」という全5巻の漫画がある
1997~2002年に発行された本だから情報は古いかもしれないけど、雀鬼流を知るうえでは大いに参考になる

この本によれば「赤ドラはドラに準じるがドラではない」として、捨て牌の2段目以降なら一向聴でも切ってもいいとされている
実際、雀鬼流の闘牌DVDも仕事でもないのに1向聴で赤ドラを切ってるシーンがある




それと、雀鬼サマへの道でこんなシーンがあった

東4局10巡目 ドラ東

二萬三萬三萬五萬七萬八萬九萬東東東白中中
ツモ赤五筒


これで白を切った作者が「ここまで来たら赤5筒切りでしょ!」と桜井章一に怒られてるシーンがある



だから雀鬼流の人は違う色の赤が2枚来たら降りという表現にはちょっと違和感を覚えた
もしかすると伊藤優孝の時代の雀鬼流とは違うのかもしれないが


雀鬼流も初期は「失礼!」と謝れば第一打に字牌を切ってよかったらしいし
でもみんながみんな「失礼!」「失礼!」「失礼!」と第一打に字牌を切ってばかりで全然ルールが徹底されなかったから、「第一打には字牌切るな!」となったんだとか

桜井章一も苦労人である





では「聴牌以外にドラは切れないのか?」というと全然そんなことない
例えば仕事の時は一向聴でもドラを切ってもいいことになっている

あと


ドラ九索

一萬二萬二萬三萬三萬四萬五萬六萬七萬七萬八萬九萬九索
ツモ九索


こういった場合
桜井章一は「和了っていけないこともない。が、みっともない」「何も仕掛けのない中盤であれば和了らない方がいい。一色に行く!」と言っている


本来雀鬼流では、出和了りが出来ない場合や役なしの場合は聴牌でもドラを切ってはいけないことになってる
でもそれも時と場合によるのだ





雀鬼流は聴牌してリーチがかけられる時かリーチをかけた時にしか暗槓ができない
明文化された例外は一手手変わり四暗刻の時のみ


でもオーラスで1位がリーチをかけた時、点棒を守らないといけない2位の人が無スジ中張牌ドラを4枚重ねてしまった場合
和了らないとAトップ、かといってドラは危険牌だし1向聴で暗槓もできない…

こんな時は暗槓してもいい、なんて場合もあるらしい




雀鬼流は頭じゃなくて感覚で打つ麻雀
だから場合によってはルールを破ることもある

でも「感覚だから!感覚だから!」と無闇にルールを破ってもいいってわけでもない(笑)
それは立派なペナルティー



桜井章一自身が「俺自身も雀鬼流を極めていない」って言ってたし、そういう難しいルールなんだと思う
そして俺は雀鬼会でも、雀鬼流でもない人間からなおさらである(笑)

(そんな人間が雀鬼流を語ってしまって)すまんな






デジタル雀士のアナログ打ち否定に、ちょっとしたズレを感じる

麻雀を打つ者にとって「運がいい時」「運が悪い時」があるのは自明の理だと思う
アナログの打ち手は「運を呼び込む打牌がある!」として、アナログの打ち方をする

それなのに「アナログ打ちは科学的に考えて間違いだ!」と指摘するのはちょっと変な気分になるのだよ




アナログ雀士もそんなことは百も承知
でもこれで運が呼びこめて勝てると思ってるからそう打ってるだけのこと

極端な話、「科学的に正しいが負ける打ち方」と「科学的に間違ってるが勝てる打ち方」じゃどっちがいいのか?なのだ
俺自身、科学や数学、統計が絶対に正しいなんて思ってない



だから俺は「ぐだぐだ理屈こねてないで腕で語れや!」と思うのだよ
なお言い出しっぺの俺は東1局で親倍直撃して飛びかけるただのへたれ雀士なもよう

それでもいいのなら、いつでも喜んで相手をしてやろう!(キリッ






あとあまり知られてないけど、アナログ雀士といえば誰もが思い浮かべるであろう土田浩翔
実は昔はバリバリのデジタル雀士だった時代がある(笑)



今は昔、北海道に土田という麻雀打ちがおったそうな
まだ名前が浩翔ではなかった彼、当時は若かった(今が老いているとはいってない)


「桜井章一なんて大した打ち手じゃねえべwwwちょっと北海道のベテランで囲んでへこましたるわwww」と北海道に桜井章一を召喚しようとした
桜井章一は始めは断っていたんだが、たしか伊藤プロに「私の顔を立ててください」とかなんとか言われてイヤイヤ北海道へ

土田浩翔に会って第一声が「風邪ひいちまったよー」だったらしい
土田浩翔はこの一言を聞いて「ああ、負けた時の言い訳が始まった」と思ったらしい



だが試合が始まって場が一転した
桜井章一が圧倒的な力で周りをへこました

半荘3回目で桜井章一がずっと和了り続け、誰も親を流せない状況が続いた
そして桜井章一が一言、「もういいだろ」


本当は5半荘までの勝負だったはずの試合
しかしこの瞬間、周りが拍手で溢れたという

土田浩翔は「大会の決勝でもないのにこんな感動したシーンは初めてだった」と当時を振り返る


感銘を受けた土田浩翔は桜井章一に「麻雀が強くなりたい!」と強く申し出て、雀鬼会に入る
その後アナログ雀士としてプロで活躍するようになったのだった


…と、この話を土田浩翔本人がブログで語ってたからまず間違いない



ちなみに雀ナビのプロブログ
有料会員が更に課金をしないと読めないブログである

昔は会員全員がプロのブログを読めたんだけど、いつしか一部の会員しか読めなくなってしまった
俺は雀ナビを辞めた




宇宙麻雀をプロ麻雀界に投下した元凶、桜井章一


でも土田浩翔が雀鬼流で打ってる牌譜をみると大したことがないように見えるのが不思議
普段違う打ち方をしてるせいで、そっちに引っ張られてるのかな

とはいっても、俺の方がヘボなのは間違いないから偉そうなことは言えないんだけどさwww
俺なら第一打にドラ切って即効ペナルティーくらう自信あるわwwwww





今日久しぶりに雀鬼会のホームページを見てみた
桜井章一も老いたなあ…

俺が本人に会うことはないだろう
そうだ、俺も土田浩翔のように鹿児島に呼ぼう(ゲス顔)

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