赤木しげるとダブロン

最近マンガを読むのがマイブームになってきた
そういや最近まったくマンガを読んでいなかった





天~天和通りの快男児~を読んだ
福本伸行の麻雀漫画である

かなりマイナーな作品だが、このマンガの登場人物の赤木しげるがスピンオフで主役になったアカギを知らない人はあんまりいない
麻雀を知らない人は多分知らないが



代打ちとして、井川ひろゆきというデジタル雀士が室田という関西人と対局する
井川ひろゆきは普通の雀荘なら100万円稼ぐほどの腕前
麻雀打ってる人なら知ってるけど、雀荘での賭けはゲーム代を稼いで収支を0にするだけでも十分強い部類に入る

それだけを考えればひろゆきも十分強者



だがそのひろゆきが室田にこてんぱんにやられる
室田の得意技は七対子なんだが、必ずあふれた牌を狙い撃ちされる


窮地に陥るひろゆきだったが、ここで天貴史が登場
ひろゆきと交代する



天貴史の活躍により室田は潰れる
しかし、ここで室田の代わりに登場したのが裏麻雀界で頂点に立ち、「神域の男」とまで呼ばれた天才赤木しげるだった




天を相手に半荘4回を打ち、いずれも危なげなくトップをとる赤木
天はまったく太刀打ちできなかったが、赤木の「誰よりもノルかソルかの勝負をしたい」というガキっぽい本性をつくことで事態を打開しようとする


半荘5回目のオーラス、赤木の手牌の勢いが落ちる
そこで上家に差し込んで逃げきろうとした



まあでも、差し込みを考えた手牌は

ドラ四索
二萬二萬五萬五萬五筒六筒七筒四索四索四索七索八索八索九索


だいたいこんな感じだったはずなんだけどね
これで「手が伸びない」と判断する赤木しげるはさすがである

俺だったら25萬待ちでリーチかけてる
リーチは天才を凡夫に変える…!


なおへぼ雀士の俺がリーチをかけてもやっぱりへぼなもよう





普通の人はこんな良形、自分でどうにかしようとする
しかもサシウマ相手の天の手を「時間がかかりそうだ」と判断した上での差し込み



そして赤木は狙い通り上家に振り込む
しかしそこを天にダブロンで狙われる

結果、持ち点が3万点を切った赤木
戦いはもつれて西場へ





福本漫画では基本頭ハネが採用される
ダブロンが採用されたシーンは多分ここぐらいなもの



室田との対決の時のルールはどうだったか?

室田と天がどちらも4筒単騎で張っていたら4筒が切りだされた
この時、室田ははっきりと「ちっ…天の頭ハネか…」とぼやいてた


つまり、赤木が入った半荘で突然湧いて出たのがダブロンルールなのだ
駄々っ子しげるちゃんが「ダブロンじゃねえと俺は打たねえ…」とでも言ったのだろうか?




でももしそうだとしたら、赤木はそのダブロンルールで自分の首を絞めたことになる
ダブロンルールを提案し、ダブロンで絡め取られる

ダブルで墓穴…!
ダブロンで墓穴…!
ダブボケっ…!





なんかチャンタの暗号みたいな展開だな

一見矛盾してみえますが…よく考えたら分かります…
ダブロンルールなら赤木しげるの負けだが、頭ハネなら赤木しげるの勝ち…!




とりあえず4半荘連続でダントツだった赤木が、たった1回天に1位とられただけでへそを曲げて勝負から降りたのはやっぱり駄々っ子だなと思ったのでした





多分天は実験的な作品だったのかもしれない
だからいろいろとツッコミどころを見かける

最初はひろゆき以下の雀力しかなかった天が突然強くなる
ひろゆきを代打ちの世界に引っ張った張本人沢田が、突然「お前はまだ普通の生活に戻れるんだっ…!」って突然代打ちに反対したり

天和九蓮宝燈を和了って、ひろゆきに「殴ってもいいのよ」と言ってたのに、ひろゆきが殴りかかったら避けたり
でも沢田に日本刀で斬りつけられた時は避けない(笑)

だいぶブレてる



ぼろくそに言ってるように聞こえるかもしれないけど、俺は天好きよ
アカギは持ってないけど天は全巻持ってるしw



魔法の裸単騎とかよりも「これが赤木しげるの四暗刻地獄待ち…」の方が鳥肌立った
そのくらい衝撃的だったわ

鷲巣様の地獄ツアーと違って、通夜偏を叩く人は見たことがない
むしろ1回も麻雀してないのに「これが麻雀漫画の最高傑作だ!」と賞賛する人が現れるくらい

麻雀ってなんだっけ(哲学)

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