雀鬼流とデジタル麻雀の類似点

雀鬼流はアナログって思われる傾向にあるけど、俺はあんまりそう思わない
雀鬼流とデジタル麻雀の似通った点について触れた記事





まず有名な「第一打字牌切りの禁止」
これだけ見たら「オカルトじゃねえか!」って思う人もいるかもしれないけど、ちょっと待って欲しい

実を言うと、「字牌以外切る牌がまったくない」って配牌は滅多に来ない
第一打字牌切り禁止をしばらくしてたら実感できると思う


例えば
一萬四萬六萬七萬三筒六筒二索四索五索六索七索八索白ツモ西


こんな配牌が東1局南家に来たとしよう
ちょっと前のデジタルではこれは西切りが正解だった
でも、最近の研究で14とあったとき、孤立牌1はオタ風字牌よりも弱いだろうことが明らかになった
麻雀一番街「19牌の捌き方-147と369」

こう言われる前から雀鬼流では1萬切りが常識だった



また
ドラ五萬
一萬二萬六萬八萬八萬三筒三筒五筒七筒九筒二索四索白發

この配牌で字牌に手をかける人もかなり多かった
デジタルの打ち手でも

しかし現代では字牌切りは否定されていて、麻雀を打てる人は雀鬼流じゃなくても1萬を切ることになっている
まあ雀鬼流ではこの手は萬子染め手、クイタン、遠くに234三色を見ての9筒切りが正解だろうけど
現代麻雀技術論「孤立役牌」


どちらにせよ、この配牌じゃまだ字牌に手をかける段階じゃない





次に「鳴きの重視」
雀鬼会では「まず動け」と教えるらしい
面前と鳴きのバランスは五分五分が理想


そして最近の麻雀界では鳴きの重要性が注目され始めた
ちょっと昔まではデジタルと言えどリーチが最強役だと信じ、面前思考でいたのに
今も最強役はリーチだって言われるけど、昔の信仰状態は今以上で鳴きについて解説するデジタル本なんてほとんど存在しなかった

しかしその十数年前から桜井章一は鳴きの重要性を強く主張していた



ネットでは「雀鬼流は安い聴牌よりも高い一向聴を目指す」って書かれてたりするけど、そうじゃない場合も実際は多い

例えば四暗刻一向聴の場合、どうしても四暗刻を和了らないといけない場面以外ではまずポンする
鳴かなければ結果的に四暗刻をツモってた場合でも「そういうのは結果論。動かないと周りのスピードに置いていかれるよ」と説く


ドラ九索
二筒三筒三筒三筒三萬四萬五萬六萬七萬二索三索四索九索ツモ九索

こんな手になったら234三色なんて見ないで2筒切りリーチ
あとから4筒を引いてもまったく問題なし




二萬三萬四萬六萬七萬八萬四筒五筒九筒九筒四索五索六索七索

こんな手なら確かに9筒を切ってメンタンピンを目指す



でも
二萬三萬四萬六萬七萬八萬二筒三筒九筒九筒四索五索六索七索

こんな手なら1筒を引いたらタンヤオが崩れるから即リー





雀鬼会では手役を追う場面も多いが、それは手を無闇に高くするためじゃない
鳴いても和了れるようにするため

鳴いたらリーチがかけられない以上、役をつけないと和了れないのは必然
そういう意味での手役派

麻雀プロ団体の「魅せる麻雀」とは方向性がまったく違う




ドラ四萬
一萬二萬三萬七萬九萬九萬九萬七索八索東中中中ツモ七萬


プロ団体ではこれは7萬ツモ切りらしい
これがプロ団体の言う手役派
雀鬼会でこんなことしたら「6索引いたらただのバカじゃねーか!」って桜井章一に怒られる(確信)

同じ手役を狙うなら不確定面前2翻チャンタより、確定副露2翻ホンイツを狙う
それが雀鬼流


デジタルは裏ドラ期待東切りリーチに行きそうだなあ…
サイトの管理人いわく、これは東切りリーチ一択らしい
確定満貫よりもツモ裏一発期待不確定満貫を狙うデジタル麻雀もどうかと思うけど

もちろん、雀鬼流でもこの手で東切り即リーの場面がある
萬子が高いとか、巡目が深いとか、他家から先制リーチが入ってるとか、ダントツの親から動きが入ったとか…
そこら辺はケースバイケース






そして嵌張リーチ
昔は嵌張待ちのリーチは引っ掛けでもない限り悪手とされた
最低両面になってからリーチ

でもここ最近、ドラが手牌に1枚でもあれば即リーが基本になっている



雀鬼会では最終形だったら嵌張待ちだろうがリーチ
スジ引っ掛けじゃなくてもリーチ

リーチドラ1の嵌張待ちは「即リーでも構わないが、1巡だけ待ってみるのもあり。手変わりがなければリーチ」といった感じ
完全否定まではしていない
ただしこれもまたケースバイケースで手変わりの牌が極端に少なく、かつ、上に書いた状況のようなら即リーの可能性も十分にあり得る






明槓の否定
雀鬼流では明槓は禁止されている
データがちょっと古いけど、とつげき本では上位プレイヤーほど明槓の回数が極端に少ないそうな

もちろん状況によっては明槓する方が勝率が高くなる場合もあるけれど、基本的にしない方がいいのは確定的に明らか





役牌の一鳴きについて
雀鬼会では「後々鳴くのであれば一鳴き。二鳴きする必要はまったくない」と指導される
デジタルが広まる前は二鳴きが主流だったらしい

もちろんデジタルでは基本的に役牌は一鳴き
麻雀一番街「役牌は一鳴き?二鳴き?」


ただし雀鬼会でも一鳴きしないで見逃すケースもある


東場南家
ドラ五萬
五萬七萬八萬一筒一筒赤五筒八筒六索七索八索南南北

こんな場合は南は二鳴きでいい
鳴くと萬子が伸びたときに赤が出て行って手が安くなる可能性があるから

他にも真ん中の牌ばかりが対子になってる時はトイトイに行きにくいからチートイに行くとか
これもまたケースバイケース
でも基本は一鳴き






デジタルが統計を持ち出してアナログを批判する前に、ほとんどの戦術は雀鬼流が既に否定してる
なのに「雀鬼会って宗教っぽいよね」って色眼鏡でしか判断しないから、雀鬼会のことを何も知らないのに批判する人が多い

それはすごくもったいないことだと個人的に思う
この間も書いたけど、「誰が言ったか?」じゃなくて「どう書いてあるか?」で判断しないといけないと思うよ





俺は雀鬼会の人間じゃないから「桜井章一最強!裏プロ20年無敗!」ってのはあんまり信じてない
ぶっちゃけ嘘か真実かなんてどうでもいい

それに雀鬼時代の桜井章一なんて初めての麻雀で無意識に自然とイカサマをしたり弱者を踏みにじるような汚い麻雀を打ってるから俺は嫌いだね
「どうして勝つために牌を積み込んじゃいけないんだ?」って発想は天才のそれだけど、そんな発想ができる人間なんて信用できない

そんなジュクの雀鬼より、今のうさんくさい雀荘じいちゃん桜井章一の方がよっぽど好感が持てる




でも「この人なら、マジで裏ドラ読むくらいできそうだな…w」とは考えてる
あと三家和でわざと流す逸話もあるけど、俺も昔出来面子を崩してまでまったく同じことをしたから「このくらい出来て当然」とかw

あの三家和は親番で大四喜や四暗刻単騎を和了ったときよりもかなり気持ちよかったなあ…
正直イキかけました

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