小林剛プロと桜井章一の対談を観て

待ちに待った小林剛プロと雀鬼桜井章一の対談が、近代麻雀に掲載されていた
どのくらい楽しみにしていたかというと、二人が対談してるところを夢に見たくらい(笑)





構成は雑誌に対談の記事が4ページで、付録にDVDがついている
DVDは前半が記事の対談とほとんど同じ内容で、後半は小林剛プロVS雀鬼会メンバーの対局だった


ただし対局と言ってもニコ生とかで放送されるような、しっかりした内容じゃない
途中から始まって、小林剛プロを後ろから桜井章一が眺めて、文句を言うアドバイスするって感じ
点数表示すらないし、オーラスに至っては小林剛プロの手牌すら映らない

俺は面白いと思ってたけど、デジタル雀士が観たら「偉そうな老害が上から目線で長話してる」にしか見えないかもしれない
流れ(笑)の話とかも、当然の前提で語るし



以下、感想





ぶっちゃけ、めちゃくちゃ笑った
デジタルとアナログ両方の勉強(アナログの場合、「勉強」は適切じゃないが)をした俺は、両者の言い分がどちらもよく分かる
それで話がかみ合ってるようでかみ合ってない、そんな雰囲気が笑えた

それと雀鬼と対面していた小林プロだが、すごく緊張している様子だった


雀鬼のことをTwitterで「超大物」って言ってたもんね
しょうがないね

雀鬼は芸能界で言えばビートたけしとか和田アキ子のようなポジションだからw



記事では堂々と桜井章一に意見しているように見える
でもDVDでは「上司と新人の会社員が、上司の話を聞いている」って感じだった
めちゃくちゃ固い小林プロ


そしていつものように、自然界と絡めて流れ論を展開する桜井章一

デジタルの人が観たら、ここで引くんだろうな
「いや、太陽とか風とか、麻雀に関係ないだろ」って




対談のなかで桜井章一は「昔の人よりは今の人の方が麻雀が強い」と語っていた
まあたしかにそれはある

昔の人はアナログってか、気分打ちが多いと思うのよ
「今はツイてるから降りない」とか「今は流れが悪いから満貫聴牌してるけど降りよう」とか


それを考慮すると、今のデジタル打ちの方が強い
麻雀そのもののレベルは確かに上がってる
どんな状況でもしっかりした指針があるのだから

でも、まあ、「平常心をたもつ」ってのはデジタルよりもアナログ寄りの話だと思うんだがね
数理じゃなくて精神面の話だから



普段デジタル打ちをしてる人でも、負けが込んでるからって理由だけで降り出したら、それはアナログと変わらん
そういう意味では「小林剛プロはアナログ雀士」とも言える

デジタルとかアナログなんて、ただの言葉のあやで、レッテル貼りに過ぎないってはっきりわかんだね





一方で小林剛プロは「人に麻雀を教えるときは、あえて第一打に字牌を切らないとかドラを聴牌まで引っ張るよう指導することがある」と語っていた
最近の人はバカにするけど、雀鬼流のこの打ち方は本当に勉強になるよ


そりゃ麻雀は牌効率も大事よ
でもそれだけじゃ勝てない

第一打字牌切りの禁止は構成力を、ドラ切り禁止は注意力の練習になる



テニスで例えたら牌効率は腕立て伏せみたいなもの
でも腕立て伏せだけしても、当然ながらテニスは強くなれない

走り込みをしてスタミナをつけたり、柔軟体操をして体を柔らかくすることも必要
牌効率だけの勉強は「いや、ラケットは腕で振るんだから、脚力とか柔軟性を高めても意味ないでしょ?」って発想と同じなのよ



試しに第一打字牌切りの禁止と聴牌までドラ切り禁止のルールで数年やってみな?
俺はこれで勝率を1割以上落とした

ふ、普段打つときは普通に打つべきだってはっきりわかんだね(震え声)



なお1ヶ月に1回はミスってドラの早切りをするもよう
お、俺は雀鬼流じゃないし(震え声)


リアルは配牌を取りながらドラをチェックして、左端にドラを寄せる癖があるから大丈夫
でもネット麻雀だとそうもいかないんや…(白目)




とりあえずこういうやり取りで、少し歩み寄った感じがする二人
俺が小林プロの立場だったら「会長、次の山は対局前にもう決まってるんですよ?どう考えても流れなんてあるわけないじゃないですか!」とかみついてるかもしれない(笑)

STAP細胞流れはありまぁす!







対談のあとは雀鬼会メンバーと小林プロの対局
桜井章一が後ろからいろいろ言ってる
デジタル雀士が観たら不快に感じるだろうシーン、その2


ちゃんとした対局じゃないから、流れがよく見えない
それでも小林プロはデジタル雀士の打ちっぷりを見せてくれた

俺、実は小林プロの打ち筋をあまり知らないのよ
てかプロの対局すらあまり観ないから

あの対局から得るものなんてないし


56萬以外は全てピンズと字牌の手で、47萬待ち聴牌
俺だったら56萬を切って南をポンして、染めに行ってる

でも小林プロは早和了り狙いで東ドラ2000点の和了り
やっぱりデジタルだね




小林プロが白を鳴かせたときに「あ、これはいかん」と感じた

俺だったら辺張89筒を落として白は切ってないと思う
愚形とまでは言えないけど、鳴かないと和了りが厳しそうな手牌だから役牌は大事にする

まあドラが何か分からないから、何ともだけど
89筒のどっちかがドラだったら9索を切ってる


だけど白のあとに89筒を切ってるし、ドラじゃなかろう
白を鳴いてる人がいるのに、さすがにドラをポンさせるような人じゃないだろうし


で、白を鳴かれたあとに89筒を切る
うん、やっぱりここはいらないもんね



そして發を下家に鳴かれたあと、東で振り込む
とは言っても2300点の手だが





次の局、第一打に白を切る
さっき白を鳴かれて体勢が崩れたから、俺は白はもっと大事にする(アナログ並みの感想)
多分桜井章一も苦笑いしてたことだろうw

白を鳴かれてたら死んでたな



あの手牌なら俺は第一打に6萬を切る
チャンタと筒子のホンイツを見るから

南と西と9筒をポンして3面子、白か2筒か6筒にひっつけて4面子だね
1筒を引いたらチャンタも見えてくる

てか、対面の第一打9筒をポンしてるな





…あ、ちなみに小林プロは雀鬼流じゃなくて普段の打ち方で対局してた様子
彼は桜井章一公認の上で、牌の音でも第一打に字牌を切れる数少ない打ち手なのだ(適当)

この点、正直ホッとした



桜井章一も粋な計らいをするものだ
小林プロも「いや、ここは牌の音なんで私も雀鬼流で打ちます」っていわゆるアナログ打ちをしなくてよかった

これでアナログとデジタルって対極が守られた
一番いいのは桜井章一が打つことなんだけどね(笑)


小林プロにフルボッコされる桜井章一を見てみたい(ゲス顔)






9筒をポンしなかったことで2筒が重なる
これでホンイツトイトイも見えてきたかな
あとチートイツ


でも索子が横に伸び始める
鳴いて進める手なのに鳴かないから、面前だとどんどん苦しい形になるんだろう(アナログ並みの感想)




2枚目の西を鳴かずに見送る
対面に赤チップがあるから西家だと思ってたけど、違うんかな?
赤チップが親マークだと思ってたんだが

もしくは「鳴いたら苦しくなる」と思ったか
小林プロは鳴きが苦手なんだろうか?





そして、この形になる
四索五索六索七索二筒二筒四筒六筒六筒七筒六萬南南


桜井章一「これ(南)は切らないの?」←よく聞こえないが、多分こう言ってる

小林剛プロ「待ちにする可能性がある」

桜井章一「ええっ?!待ちに…?」

小林剛プロ「ええ」

桜井章一「うえっ?!?!」

小林剛プロ「はい」


腹をかかえて笑った
アナログとデジタルが一番分かり合えないシーンキター!!!

直後、嵌張ずっぽしの赤5筒引き


9巡目
四索五索六索七索二筒二筒四筒六筒六筒七筒六萬南南ツモ赤五筒

ここで雀鬼会なら南を切る
メンタンピン三色赤を目指すか、もしくは鳴いてクイタン赤を和了る

しかし小林プロは6萬切り
南なんて切ったら向聴数が下がっちゃうじゃないですか!(憤怒)


そして6萬切りを観て、桜井章一「それ切るぅ~???」
桜井章一は混乱している!




直後に対面からリーチがかかる
そして無筋9萬ツモ
あっ(察し)

(こうなったら)もう(南しか切る牌が)ないじゃん…
そして終局後、桜井章一先生のありがたいお話し




桜井章一「これで6萬切りはないでしょー?ねえ?」

小林プロ「もうちょっと早ければ南切ったんですが。2筒か6萬で迷いました」

桜井章一「2筒?!」

桜井章一は混乱している!




桜井章一「どうですか、みなさん?」

雀鬼会の仲間たち「僕らは南切りです」



鉄の掟!
雀鬼会では桜井章一は絶対なのだ!

まあ俺も南を切るけれど





対局はだいたいそんな内容だった
デジタル打ちの人はあまり楽しめないかもしれない

てかそもそも、デジタル打ちで桜井章一が好きな人はあまりいないだろうし
しょうがないね





あと麻雀の内容以外で気づいたこと

小林プロはツモの時、牌をへその方に持って行って、最後に手をひねる癖がある
それが原因で動きもツモのたびに力んでるような印象がある
さすがに山や手牌ぶつけたりしないだろうけど、観ててちょっと危なっかしい


それとオーラスで、リーチがかかったあとは各駅停車になってる
一方で雀鬼会のメンバーはリーチがかかろうと一定のリズムを崩さない

まあここを観る視聴者なんて、多分ほとんどいないだろうけどさ




あくまで「何をツモって、何を切るか?」しか見ないから
デジタル雀士は

これが今の、「実力があるプロ」なのだ






でも雀鬼会のメンツはレベルが落ちたのかな?
雀鬼会の打牌といえば、金村とか佐々木とか安田の基準でみてるからかもだが

動きは流暢なんだけど、副露の発声がいつもより小さい
撮影慣れしてなくて緊張してるのかもしれんが

とりあえず俺が雀鬼会メンツだったら、多分緊張して手が震えて、山を崩しまくってると思う
フリーデビューしたてだった、あの頃のようにw





俺としてはこの対談と対局を観るのに500円の価値は十分あったと思う
ちゃんと声が拾えてて対局場面を全局映してたら、3000円払っても惜しくない
5000円でも払う

そのくらい面白い内容だった
なお他に収録されているDVDの内容にはまったく興味がないもよう




一般にはどうなんだろうね?

もしかすると、おじさん層にはウケがいいかもしれない
近麻の年齢層は知らないが




ところで、一番楽しみにしてた相撲のシーンがどうしてないんですか!(憤怒)





DVDを観て、桜井章一が思っていたよりも元気そうでよかった
入院とか怪我とか、いろいろ話を聞いてたから

でもレポートを眺めてると、桜井章一の健康を気遣うメンバーの言葉が最近多いんだよな…



オーラス直後、「…終わり?」と聞いてた桜井章一
「そうです」と周りが答えても、「…終了したの?」ともう一度聞いてた

本当に大丈夫だろうか(真顔)



もしかすると「オーラスを終わりと考えていない」から、こういう発言をしただけかもしれないがね
麻雀は円なのだよ円!(キリッ



ちなみに今、牌の音ではナンプレが流行ってるらしい
雀荘ってなんだっけ?(哲学)

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