命がいらない人

にわか「西郷隆盛の肖像画は本人じゃないぞ。本物が写った写真があって、それでは細身だぞ」

俺「西郷隆盛の肖像画は、大西郷に近しい人たちがチェックを入れてるから、限りなく本人に近いとされてるんだよなあ…」


そもそも西郷隆盛像も、明治天皇が生きている時代に造られたもの
顔も姿も似つかない人の像を建てるもんかね?


ちなみに大西郷の義妹は「あの絵よりももっと顔がよかったけど、目はたしかに大きかった。色は白い方だった」と語っている
もしや、小さい頃から「青びょうたん」と言われ続けた色白の俺にもワンチャンある…?(歓喜)

ちなみに目は大きいです(ドヤァ)
なお身長165cm(他称170cm)疑惑





「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」と西郷は言っている
そんな人は滅多にいないけど、その通り


命がいらないから「言うことを聞け。さもなくば殺す」と脅されても、命令を受けない
「これをしたらお前は有名人だぞ!英雄だぞ!」とそそのかしても、興味なし
「この仕事をしたら出世させてやろう」と指示を出しても、天理にそぐわなければ無視
「よし、じゃあ金をやろう。1億でどうだ?」と札束を目の前に積まれても、動じない

こんなやつ、どうやって動かせっていうんだ(困惑)



だけど、そんな人だからこそ、動き出した時がすごい
誰も止められないし、「この人になら国の命運が預けられる。俺たちの生活も考えてくれる」と信頼される
それが西郷隆盛だった

島津斉彬「俺なら、てか、俺だけが西郷を上手く動かせるぞ?お?」←実際に言った言葉




しかし新政府が樹立し、西郷隆盛は鹿児島へ下野
権力の一切を捨てて、鹿児島で学校を設立する

そして英雄西郷が建てた学校の生徒が、どんどん鹿児島の重役になっていく
すると鹿児島はあたかも独立国のような様相を持ち始めた
新政府の言うことは一切聞かない
「西郷どんのいない政府がなんだ?」と聞く耳を持たない



廃藩置県で反乱が起こってもおかしくなかった
しかし起こらなかった
それは西郷が政府にいたから

しかし西郷が新政府から抜けたことで、日本各地で不平士族の反乱が勃発する
※士族=元武士の人たち


そして新政府が恐れていたのが鹿児島士族の反乱
当時の日本では「鹿児島士族が日本最強」だった

圧倒的な戦力差があったにも関わらず、先の維新をたった10年で成し遂げたのだから
そして鹿児島には、あの西郷がいる



ある日、事件が起こった
政府軍が鹿児島の火薬庫を次々と攻撃し出したのだ

当時、西郷は趣味の狩りをしていた(真顔)



「そんなときに何狩りをしてるんだ!」と怒らないでほしい
狩りは「肥満には運動がいいです。特に狩りがいいでしょう」と医者に勧められて始めたものなのだ
つまり、医者が悪い(責任転嫁)


これをきっかけに、西郷の抑えが効かなくなった
西南戦争の始まりである


これが日本歴史上最後の、そして明治政府成立後最大の反乱となる
これにより「西郷のためなら命は惜しくない!」「おのれ明治政府め!」と考える士族たちが一斉に鹿児島へ加勢する

戦力数は日本軍が7万で西郷軍が3万と倍以上
しかし戦死者の数では日本政府が6400人、西郷軍が6800人とほぼ同数
城攻めなんてアホなことをして、日本政府は当時最新の軍事兵器を用いて、これである

この戦力も西郷の教育があってこそ
西郷は西南戦争で一切軍事命令を出していないのだから





鹿児島の攻撃は熾烈を極めた
しかし、最終的に西郷軍は鹿児島県の城山に追い詰められる
残った兵の数は350人程度

西郷は「晋どん、ここいらでよか」と切腹する
介錯を務めたのは別府晋介


介錯:
切腹では腹を切るが、それだけでは死ねないので首を切り落とす
その役目を担う人のこと
首を切り落とすのは容易ではないため、熟練した剣の腕と鋭い斬れ味を持った刀の双方が必要





西郷の優れた点は死に時をわきまえたこと
死ぬべき時に死んだので、西郷の死を以て、日本で再び士族が反乱を起こすことが無くなった

同じカリスマでも、アドルフ・ヒトラーは死に時を間違えた
そのせいで、今でもネオナチが存在している

俺はそう思う






もし西郷が本腰を入れて西南戦争を指揮していれば、もっと鹿児島は進出していただろう
また維新を達成することができたかもしれない
しかし西郷はそれをしなかった

何故か?



それは日本が当時、欧米からの植民地支配を受ける危険性があったから
維新が行われた時、幕府も維新志士も、そのことを熟知していた
だからこそ短期決戦にしたのだ


しかし西南戦争の時、不平士族たちにそのような考えがなかった
あるのは「新政府が気に食わない」、それだけ

長引けば日本の国力は落ち、植民地になる可能性もあっただろう
だから西郷はさっさと死んだのだ




西郷の策は確かに常に冷徹ではあった
しかしそれは国の行く末をみすえてのこと
国の行く末の為ならば、自分の命も軽々しく投げ出す
これが西郷隆盛の怖いところよ





当時の日本は1つにまとまる必要があった
だから廃藩置県が行われた


「藩が県になっただけでしょ?」という認識は間違っている
そんな軽いものではない

「藩」とは、いわば一つの国
それらをまとめ上げ、一つの大国を作らなければ日本は滅ぶ
そういう時代だったのだ



分かりやすくいえば、江戸時代までの日本はアメリカ合衆国みたいなものだった

アメリカは単一の国ではなく、「州」という単位の国が合わさった国
イギリスも正式名称が「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」なのは、イギリスそれ自体が単一の国ではないから
ロシア連邦も、当然「邦が連なっている」という意味



1つ1つの藩となるとすでに外国も同然
なので犯罪者が藩をまたぐと、警察はそれ以上追えなくなる
通行するには手形(≒パスポート)が必要
また、無断で藩から脱出した場合は「脱藩」といって死罪となる


それらが廃藩置県によって、すべて廃止
日本は天皇の名のもとに、一つの国に統合されたのだ
よって天皇は日本国の象徴であるとともに、日本国民統合の象徴なのだ







さて、今の日本に「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人」がいたらどうなるか?

まあ、大抵はすぐ死ぬだろうね(真顔)
政界に出るにも欲心がないと出馬しないから、まず無理

選挙ってのは大規模なギャンブルと同じ
掛け金2千万で報酬年3千万を数年、みたいな感じ


そもそも俺、「選挙」って制度があまり好きじゃないし
不正しようと思えば簡単にできるザルではないか

俺は不正があると、根拠もないけど睨んでる
ネット完備のこの時代、時代遅れの手書き投票のみって怪しすぎる


仮に不正がなくても、選挙カーが嫌い
「俺に票を入れろ!俺に票を入れろ!国民のことを考えてるのは俺だから!」って宣伝して、寝たばかりの赤子を起こすような行為を平然とする
どう考えても、人民の生活より自分の当選を優先した行為だろ
俺が出馬したとしても、絶対選挙カーには乗らない




それはそうと、消費税が5%から8%に上がったやん?
それを受けて政治家がしたこと、知ってる人は何人いるのかね?

あいつら、消費税を上げた途端、自分の給料を24万上げたんだぞ
しかも月給24万
つまり、年収300万足らずアップ


「国民の生活に負担がかかるから、俺たちも身を切ろう」なら、理想の政治家
「まあ、給料は現状維持だな」なら話も分かる
「増税したぜ!余裕できたぜ!給料増やそうぜ!ヒャッハー!」が、一番意味不明

悲しいけどこれ、日本の現状なのよね

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