マイブーム、薬膳

針灸、気功、漢方薬 ←東洋医学ってうさんくさい

この記事を読んでたんだけど、「『科学』とは何か?」をよく分かってない人が多いと思う
「西洋哲学=科学的」「東洋哲学=非科学的」って判断をしがちなんだよな


西洋学者「臨床的な結果、ビタミンAが入ってる食べ物は人体にこういう作用があると判明した!」

日本人「うん!科学的だ!」


東洋学者「臨床的な結果、火の食べ物は人体にこういう作用があると判明した!」

日本人「は?オカルト乙」

残念なことに、こういう判断に陥りやすい



記事でエビデンスがどうのって口を酸っぱくして主張してるけど、それも単に「西洋学者様から、どういうお墨付きもらってるのよ?」と言ってるようにしか聞こえなかった

国連がどうのってワードを持ち込むだけで、「うん!科学的だ!」と考えるのは正直いって危険な考え
心理的には安心できるけど、論理的には何の根拠にもなってないんだな



栄養学ってのも、正直言ってあまり信ぴょう性が高いものだと俺は思ってない
江戸時代に飛脚に肉を食わせたら、バタバタ倒れたって逸話があるくらいだし
何も食べないで生活できる人も世界にはたくさんいるし

そういう実際にある出来事に対して、「は?あり得ないし。胡散臭いからオカルト!」って決めつける人が科学信者には多い
まあ、俺にはどうでもいいことなんだけどね





記事中に「漢方薬を処方できる人は希少」といった話があった
これは本当

そもそも漢方薬と西洋の薬の考え方は全然違う



西洋の薬は化学合成されたものだから、「風邪にはこの薬」「痛み止めにはこの薬」という風に、症状によって使い分ける
でも東洋の薬は症状ではなく、体質で使い分ける

同じ患者に葛根湯を処方するとしても、その葛根湯の成分が大きく違う



葛根湯は以下の生薬で調合される

・葛根
・麻黄
・桂皮
・芍薬
・甘草
・大棗
・生姜


葛根とは葛の根
くず湯の原材料のアレ

桂皮はシナモンのこと
大棗はナツメのこと
生姜(しょうきょう)は生姜(ショウガ)を乾燥させたもの
芍薬はあの花の芍薬のこと

麻黄と甘草はあまり耳にしないと思うけど、そういう植物があるのだ


これら7種類の生薬を調合することで、葛根湯は作られる
ただし、「混ぜれば完成!どんな人にも効くよ!」とはならない

Aさんに処方する「葛根湯」と、Bさんに処方する「葛根湯」とでは、それぞれの生薬の割合が大きく異なるのだ
AさんとBさんの体質が全然異なるから、それは当たりまえな話

でも現在市場に流通してる葛根湯は西洋学的な意味で処方される
だから厳密にいえば、あれは漢方薬ではないと俺は思ってる
西洋の医者が「風邪薬には葛根湯!」と言ってるに過ぎないから

「私の証は気虚なんで、それに合わせた葛根湯を調合してください」とお願いしても、まず作れるはずがない
「うるせえ!風邪だったら飲んどけ!」と、体質ではなく症状に合わせた処方しかしてくれない
だから漢方薬の本当の利点が発揮できないことも多い

漢方薬が効かないと思う人の大半は、西洋の医者が西洋医学の感覚で漢方薬を処方してるからに過ぎない
それだけで漢方薬を眉唾物と考えるのはちょっともったいない




でだ、Aさんに処方する葛根湯の生薬の割合をどうするか?Bさんの場合はどうするか?が分かる東洋の医者が日本では本当に少ない
実はこれらは経験則で知る以外に方法がないのだ

だから東洋医学を志す医者のほとんどは整体や鍼灸に進むことになる
それらは経験則ではなく知識だけで簡単に結果が出せるから


でも漢方薬を極めると面白いことになる
例えば「怒りっぽい性格をどうにかしたいです」って人に対して、解熱剤の漢方薬を処方すると改善することもある
西洋薬ではまずあり得ない現象

「漢方は副作用がない代わりに、効き目も遅い」ってイメージもあるけど、漢方を極めてる人が処方したら2~3日で効果が出る
まあ西洋薬の場合は30分で熱が下がるわけだから、ある意味「効き目が遅い」と言えるかもしれないが(笑)





西洋医学と東洋医学の大きな違いは判断の基準が絶対的か相対的かの違いもあると思う
例えば体の熱

西洋医学では温度計で熱を測って、「36℃…うん!平熱やな!異常なし!」と判断する
温度計という絶対的な指標で判断する

でも東洋医学では「体温が37℃だけど寒気があるのか…。よし!熱が出る薬を処方しよう!」となる
温度計より、本人の体感で判断が変わるのだ





だから西洋医学では、体の不調でも「病気じゃないから治療の必要なし!」と切り捨てられる症状も多い
近視とか冷え性とかは体の不調だけど、西洋医学では治療の対象にならない
それらを治したい場合、東洋医学に頼るしかないのだ

西洋医学は病気は治せても、体質は改善できない
東洋医学はどっちでも対応できる
そんな違い




ただし東洋医学は難しいので、身につけるには西洋医学以上の修行が必要になる
ただでさえ医者不足と言われてるのに、東洋医学を熟知した医者となると激レア

東洋医者「だが…オレはレアだぜ!」



それから漢方薬の大半は保険対象外だってことも大きい
西洋医者様が認めてくださらないことには、薬と認定されないのだ

悲しいなぁ…(諸行無常)






そんなわけで、薬膳を通じて独学で漢方の勉強をしている俺であった
別に医者になるつもりはないし、これで金をとるつもりはないし、被験体は俺だけだからへーきへーき

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漢方って処方する相手の体質によって調合の割合を変えるものだったのですね!!

こんばんわ!蒼夜さん、お世話になってます、吉田です( ´ ▽ ` )

実は今月の頭辺りに体調崩して、葛根湯のお世話になっていたんです。体調崩してすぐ、以前からお世話になっていた葛根湯Aをのんだら、もんんのすごい熱が出て、計ったら38度超えで死ぬのかと思いました。
しかし生きていたので後日別の風邪薬(というか解熱剤)を探しに行ったら、どれも吉田の体質が受け付けないカフェインが入っていたので・・でもまたAを飲んで高熱出るのが怖くて(※探しに行ってる時は37度まで下がってました)葛根湯Bを買って飲むことにしたんです。そしたら、Aと違い、Bはじんわり身体が温まる程度で、そのままどんどん症状が軽くなったんです( ´ ▽ ` )b

これって蒼夜さんの書かれた、その人の体質に合った・・・ってことだったのかなぁと拝見していて思いました。Aは吉田には合わなかったけど、Bは合ったみたいな・・。

思えば、こんな体験をしたなら蒼夜さんみたく葛根湯について調べるべきだったなとも反省しました( ´ ▽ ` ;)勝手に葛根湯って「葛根湯という薬」みたいな固定観念がありまして・・。やー、普段めったに薬に頼らないとはいえ、あまりの自分の視野の狭さに恥ずかしくなりました。葛根湯にはこの先もお世話になること間違いナシなので、これを期に自分でも少し勉強してみます。よいきっかけを頂きました。ありがとうございます!

蒼夜さんはお身体(お腹?)がお強いみたいですが、まだまだ夜は冷えますので、コロナちゃん抱っこで温かくお過ごしくださいね!
それではまたー!!( ´ ▽ ` )ノシ

>>吉田さん
はい、本格的な漢方の処方では、まず舌の色や声の大きさなどからその人の証(≒体質)を見ます(`・ω・´)
そして生薬の割合や処方する漢方薬を変えたりします

例えば葛根湯は主に風邪薬として用いられる薬ですが、本来は「実証」と言われる体質の人に向く薬だそうで…
実証という体質のイメージは体力があって疲れにくい人のことで、逆に体力がなくて疲れやすい人は虚証となります

漢方に精通したお医者さんであれば実証か虚証かを診断してから葛根湯を処方します
しかし西洋医学しか知らない人は「葛根湯=風邪薬」としてしか見ないので、葛根湯が向かない虚証の人にも処方してしまうのが実情です(´・ω・`)


あと、寒証(≒冷え性)の人でも、夏は体が熱いなど、季節や時期によって体質が変わる場合もあります
だから同じ人に対して同じ漢方薬で同じ生薬の割合でも、その時の体の調子で効果の出方が異なるってこともあったり…

吉田さんが服用した葛根湯Aと葛根湯Bは、もちろん生薬の割合がそれぞれ違った可能性も十分ありますが、他にも風邪の種類やその時の体質の変化等が影響してたことも考えられますね(。-`ω-)
体がほてりやすい時期や悪寒を伴わない風邪には体を温める作用が強い葛根湯ではなく銀翹散(ぎんぎょうさん)を用いるなど、様々な対応が必要なのです(ノ)・ω・(ヾ)

※俺は医者じゃないので嘘っぱちな可能性もありますゆえ、上記の記述全てを鵜呑みにはしないでください



実を言うと、ここ数年寝る時に電気毛布を使うようになってからはコロナを湯たんぽ代わりにすることが無くなってしまいました(´・ω・`)
それにコロナに抱き着いてばかりいるとマオからの反感もありそうだし…w

どうでもいいことですが俺のお腹は食中毒系には比較的強いようですが、冷え系の腹痛には滅茶苦茶弱いという弱点がありますヽ(゜▽、゜)ノ


またー(`・ω・)ノシ
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Author:蒼夜
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