これは本気で言ってるのか?

痴漢を疑われて線路に逃げ込む人が最近多いらしい
そんなわけで、一部では「冤罪だったら訴えた女を罰しろ」って声もあるらしい

事はそんなに簡単じゃないんだけどな…

まず痴漢を疑われた人が線路に逃げてるのであって、逃げた人全員が冤罪とは限らない
だから「痴漢冤罪を減らすこと」は、「痴漢を疑われて線路に逃げ込む問題」が解決するわけではない
本当に痴漢をして、バレて、線路に逃げる人もいるかもしれないし

次にわざわざ線路に逃げ込む理由
当然だけど、線路には人がいない
通路は人がいるから捕まる可能性がある

実際、痴漢をしたとされる人が通行人に捕まえられることもあった
ちなみにそのその捕縛が原因で、圧死した痴漢容疑者もいる
しかもその痴漢した容疑者、家族や友人からは品行方正として有名で冤罪の可能性があるってね

痴漢を捕まえた人も、痴漢を訴えた女も、男が死んだら忽然と姿を消したとか
家族がビラを撒いて目的情報を必死で探したけど、ついに何も分からずってね


まあ、そんなわけで線路に逃げる以外に逃げ道がないのだよ




でだ、逃げなかったらどうなるか?
逮捕されて、ほぼ確実に有罪になる

警察は「事件を正確に調べて、真犯人を刑務所に入れる人」ではない
「事件を解決する」、それだけ
逮捕したのが真犯人だろうと冤罪だろうと、どうでもいい
「真犯人を追って、逃げられて事件が迷宮入り」より、「冤罪でもいいから捕まえて、事件を解決してノルマを上げる」方がずっと大事

「バレなきゃ犯罪じゃない」が事実なのと同じく、「バレなきゃ冤罪じゃない」のだよ




「でも本当の犯人じゃないなら、裁判で無罪になるでしょ?」って考える人は甘い

まず、痴漢は大抵罰金刑で済まされる
「お前が痴漢をしたって認めれば罰金数万円で済むんだよ?裁判は大変だし、何十万ってお金が無くなるよ?嘘でも『私は痴漢をしました』って認めた方が楽だよ?有罪になったら懲役刑だよ?」と容疑者に迫る
認めなければ認めるまで、何日も何十日も密室で恫喝する

真相なんてどうでもいい
とにかく事件を「解決」するのが警察の仕事


で、結局容疑者が痴漢を認めなかった場合
当然裁判になる

でだ、問題になるのは裁判官と検察の癒着
検察は裁判官に対して接待して、自分たちが有利になるよう裁判を運ぶ
もしそれで裁判官が検察側に協力的にならなければ、裁判官にとって後々の出世に響く
こういう飴と鞭で、日本の刑事裁判は98%が有罪になる
有罪率98%なんて日本でしか見られない、明らかにおかしい数字なのに



そういうわけで裁判官は検察側の情報を鵜呑みにする
でも検察側が用意した証拠には、ねつ造されたものもある
「高知白バイ衝突死事故」とか、特に有名

警察は事件を「解決」するために、証拠のねつ造もいとわないのだ
仮に証拠ねつ造がばれても、警察は身内には甘いからまず不起訴になる
てか証拠をねつ造して検挙率を上げないと、ノルマなんて達成できない


警察が悪いというより、警察組織の評価方法や構造そのものに問題があるんだよな
警察官も可哀想だよ

国が実態よりも検挙率といった数字を重視する
そこをまず改める必要がある



これだけ書くと警察の闇ばかり問題になりそうだけど、日本人にありがちな思考にも問題がある
「逮捕=悪人しかされない」って認識

普通は裁判で有罪無罪を争って、無罪になれば犯罪者ではない
でも日本人は逮捕の時点で「ああ、悪い人だったんだね」と解釈する
そのまま不起訴処分で釈放されても、扱いは犯罪者のそれと変わらない

そういう認識が一般的



「痴漢冤罪を減らすにはどうするか?」は、日本の根本からメスを入れる必要があると思う
「痴漢が冤罪だったら女を罰しろ」って主張は、更に問題がややこしくなるだけ
本当に痴漢されたのに痴漢容疑者が冤罪認定されたら訴えられる、なんてことにもなりかねない

そうでなくても、一部で問題になってる「性犯罪被害の泣き寝入り」の助長につながる恐れもある
痴漢を騒ぐ女を裁くより、車両を男性専用車両と女性専用車両に分ける方がまだ現実的なんだよな



一方、女嫌いで痴漢冤罪を恐れる俺は徒歩で通勤することにした

勝った
敗北を知りたい

なおそのせいで底辺社畜なもよう

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