色即是空

判断を行い結論を出す時、大きく分けて「理論型」と「直観型」の2つがある

理論型は正しいとされる前提を基に論理的に正しい考察を行い結論を導き出す方法
直観型は考察という過程をすっぽ抜かし結論を直接導き出す方法





「ウェイソンの4枚カード」という実験がある

「A」「K」「4」「7」

以上4枚のカードがある
「母音の裏側の数字は偶数になっている」というルールを確かめるにために必要最低限めくらなければならないカードはどれだろうか?





正解は「A」「7」の2枚
しかし大多数の人が「A」と「4」をめくろうとする


このように「正しいことを正しいと判断したがる直観の傾向」を認知心理学界では【確証バイアス】と呼んでいる


身近な例では血液型判断などが挙げられる
A型の人がずぼらな面を見せても誰も注目しないのに、少しでも几帳面な面を見せると周りの人は「やっぱA型は几帳面だね~」と判断してしまいがち
他にも錯視錯覚などにも誤った判断を伴いやすいのが直観型の欠点と言える





では論理型はどうか?
なるほど、論理というのは正しい筋道を立てて弁証するだけあって人々を説得させるには効果的だ


しかし、論理型にも様々な欠点がある


まず「公理」「原理」の存在
公理、原理というのは「証明は出来ないが絶対に正しいと思われる前提」をいう
「AとBという2点がある時、これら2点を最短の線で結ぶ線は真っ直ぐ(直線)である」「平行な2つの直線はけして交わらない」などなど…

このような前提は科学的に証明出来ない、つまり論理型はあくまで直観型ありきといえる




また、論理型は過程で様々な理論を構築するわけだが、あまりに理論が複雑になると少し前提が変わったり誤差が重なるだけで大きく結果が変わることがある
これをカオス理論で【バタフライ効果】と呼ぶ

有名な例では天気予報が挙げられる
正確に計算すれば10年後の明日の天気を100%の確率で予測出来るはずなのに実際は明日の天気ですら予測がままならない





結局この世界に"確か"という事象は全く存在しない
色は空であり、空から色が成り立つ
この世界の物質も、我々の感覚や思考も全てが空である
だからこそこの世界は面白い

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