確定申告で大事なのは慣れ

初めて確定申告をすることになり、自治体の『税理士無料相談会』に行ったらとんでもない目にあった話


セクハラはいかんな、セクハラは
地域にもよるかもしれないけど、こういう税理士さんは少数派なはず
税務署の税理士さんには親切な人も多いから、安心して気になることは質問しよう!

俺は偽装請負である
建前上は自営業なので、当然確定申告してる

でも俺の周囲では、なぜか確定申告の話を聞かない
確定申告休みを取ってるのも、俺くらいなものだったし


…まさかとは思うが、脱税はしてないよな?
なかには税理士に丸投げしてる人もいるらしいが

俺みたいに自分で帳簿を付ける人はまれかもしれん
簿記の勉強を全くしたことがなかったのに、なんか知らんが65万円控除青色確定まで覚えてしまったし…

…どうやって勉強したのかって?
「独学で頑張った」としか言えん(真顔)






俺は確定申告をするために、いろいろと勉強をした
だから当然、節税に関する知識も自然と身についた

確定申告をする前は「難しそう」「めんどくさそう」ってイメージが先行してたけど、実際してみるとそんなでもなかった
ただし「こまめに帳簿を付けてる人」限定だと思う

年末にまとめてする人は絶対地獄を見る
俺は金が動いてから3日以内に必ず記帳するけど、ためてる人は最低月末にまとめて書くようにしよう
後悔することになる




さて、自営業の人向けの確定申告の話
確定申告って具体的に何を書くのか?を話そう


ぶっちゃけ、ほとんど帳簿を丸写しするだけ

1.帳簿の年間の売り上げを丸写しする
2.経費を丸写しする
3.(節税したい人は任意で)国民年金や社会保険料、ふるさと納税などを書き加える

確定申告で書くのは、大まかにこれだけ
名前とかももちろん書くけど、そういうのを除いて(真顔)

1と2は全部帳簿の数字を丸写し
だから帳簿を付けてる人で困ることはまずない
数字が合わないとか、その程度

3は任意
しなくてもいいが、税金が高くなる

ただし確定申告は5年間修正の申告(正式名称は「更正の請求」)が出来る
だから慣れるまではとりあえず払っておいて、あとから修正してもいい



で、確定申告の書類について
別に税務署に取りに行く必要はない

国の確定申告のコーナーがオンラインであって、そこで数字を入力すればいいだけ
ミスがあったら警告もしてくれる
自動計算をしてくれる欄もあるから、一から手書きで書くよりもかなり楽

最後にPDFなりパソコンなりで印刷する
コピー機がない人はコンビニで印刷できる
それを税務署に持って行くだけ
何も怖くない


1回すれば慣れる
2回目からは流れでできる

まあ俺は昨年度の確定申告で、経費の欄を一か所書きミスしてて「計算が合わん!」と数十分悩んだが(真顔)
「690円」を「660円」と書いてて、30円計算が合わなかった
そういうことはなくもない




1の売上は簡単
1万円の儲けがあったら、それを書くだけだから

一番困るのが2の「経費」
どう困るのかというと、「何が経費か分からん!」ってことだと思う


ここだけの話、何が経費になるかは税理士も分からん(真顔)
日本は自営者が確定申告をする、つまり税金に関しては自己申告制
それが何を意味するかというと、極端な話「何が経費になるかは自分で決めていい」ってこと

だから税務署の税理士は基本的に「これは経費になりますよ!」と説明しない
冒頭のリンクの漫画で、おじいちゃん税理士が「あ、こんなんあるんだ。まあいいでしょう」って言ったのも、申告側に「何が経費になるか」を決める権利があるから

ただし根拠がないふっかけはすることがあるらしい
「それ、本当に経費なのぉ~?」みたいに
でもそれは本当にただのふっかけだから、ちゃんと説明できれば経費として認められるケースも多い

そうやって課税額を増やそうとするのだ
それが仕事なのだ



ただしイラストレーターがお米を買って、「これは経費だ!」とか主張するのはさすがにまずい
1回だけなら「模写で必要だった」と言えるかもしれないけど、年間はやりすぎ
温厚な税理士でも助走つけて殴るレベル


経費を計上する権利は自営側にある
でも申告を受理する権利は税務署側にある
そこは勘違いしないように

税務署に「これは本当に経費になるんですか?」といちゃもんを付けられた時、ちゃんと説明できないといけない
それができれば経費
できなければ経費として認められない

だから「何が経費になるか」は正しくない
「どうして経費になるかを説明できれば経費」となる


まあ税務署も暇じゃないから、数万円程度なら厳しく調査しない
俺みたいな年間所得50万に満たない弱小じゃ滅多に相手にしない
対象のほとんどは年収1000万の人らしいし

めっちゃ厳しく調査して俺から税金取り立てられても、5000円くらいしか課税できないだろうしなぁ…(遠い目)



だから経費はそんなに難しく考えなくていい
「これは仕事に使う」と思ったら、経費にしていい
ただしプライベートにも使うものは「按分」する必要がある


パソコンは仕事でもプライベートでも使うと思う
そういう場合、「仕事でパソコンを使う時間が8割、プライベートで2割。だから10万円のパソコンだと経費になるのは8割の8万円」となる

そういうのも自営だとよくある
自宅を事務所代わりにする人もいるしね
家賃を按分して経費計上する

それにパソコンで帳簿を付ける人も珍しくないし
帳簿を付けるのは仕事の延長だから当然経費になる


パソコンを使う時間が半々でも、仕事のために性能が高いパソコンが必要になった場合は多少多めに按分しても文句は言われない
「プライベートなら動画を観るくらいなんでそんなにスペックはいらないんですが、3Dモデリングはそれなりのパソコンスペックがいるんですよね~」って感じで

あくまで「仕事のために仕方なく買い換えました」と主張するのが大事




そしてパソコンみたいに、高価なものを経費にする時は注意が必要
10万円以上のものは「資産」になる
それはまるまる10万円全部経費だったとしても、1年で全額経費になる訳ではない

この仕組みを「減価償却」と呼ぶ



例えば15万円のパソコンを買ったとする
税務上、パソコンの耐用年数は4年と決められている
実際は時代とか用途とかでパソコンの寿命なんて変わるんだけどね


とりあえず便利な減価償却計算のサイトを紹介しておこう
減価償却(H24年度~)


15万のパソコンを買って、2月から使い始めたとする

まず上のサイトで「定額法」を選択
「定率法」もあるが、初心者はとりあえず定額法で慣れてからがいい
そっちの方が分かりやすいから

「取得価額」に150000と入力
そして耐用年数4年
2月から使った(使った月が12ヶ月のうち11ヶ月)ので、「初年度使用月数」が11ヶ月
あとは計算ボタンをクリック

そしたら4年間で、どういう割合で経費に出来るかが分かる
買った最初の年は34375円が経費になる

ね?簡単でしょ?


ただしパソコンを8割按分してる人は、ここから更に8割になるように計算する
だから34375×0.8=27500が経費になる

来年は37500×0.8=30000が経費になる
ちなみに2年目に経費に計上するのは買った日

令和元年1月2日に買ったなら、2年目の減価償却は令和2年1月2日に経費として計上する



減価償却最大注意点は減価償却→按分が原則
「買ったパソコンが10万円だけど、8割按分で8万円だから減価償却しなくていいか~」とならないので注意


そして減価償却は「物質の資産は1円残す」のが原則
減価償却で経費として処理し終わっても資産としては残り続けるから
捨てた時にこの1円を経費計上する仕組み

ただしイラストツールソフトみたいに物体じゃないものは1円残さず全額経費にする


ぶっちゃけ、この「減価償却」が確定申告一番の鬼門
固定資産管理台帳に書いて、特別扱いする必要もあるし…
俺も理解するのに時間がかかった

だがそれ以外の経費はなんとかなる(確信)




なお俺は減価償却する資産は持っていないもよう
だから一回も減価償却したことがない
青色確定申告者は今年度いっぱいまで、「30万円未満なら10万円以上でも資産にしないで全額一度に経費にしていいよ!」って特例があるのだ

65万円控除青色確定申告者ワイ、高みの見物
30万円の高額な買い物が出来ないワイ、低みの見物

やめてください!
そんなもの買ったら破産してしまいます!

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