分からなくていいこと

YouTubeで暇つぶしに動画を観てたら、死後の世界について触れた動画を見つけた
何気なくみたら、コメント欄で死後の世界論争が起こってた

知ってた(真顔)

宗教家A「魂は存在して、死後の世界は存在する」

科学者A「いや、そんなことは科学的に考えてあり得ない」

科学者B「いやいや、私は死後の世界が存在するとしか思えない出来事を経験したが、科学でいつかそれが証明できると信じている」

宗教家B「そもそも魂なんて存在しないんだから、死後の世界なんて存在するはずもない」



~紀元前のとあるところ~

弟子「先生、死後の世界は存在するんですか?」

先生「私はそう考えません」

弟子「では、死後の世界は存在しないんですね!」

先生「いいえ、私はそうだと考えません」

弟子「…?では、死後の世界は存在するんですね」

先生「いいえ、私はそうだと考えません」

弟子「先生の発言は矛盾しています。先ほどは『死後の世界が存在すると考えていない』とおっしゃり、次に『死後の世界が存在しないと考えていない』とおっしゃられた。そして今は『死後の世界が存在すると考えていない』とまた繰り返された。私は先生が真理に到達したと聞き、また、私自身も先生に直接説法されて感動したため弟子入りを志願しました。しかしあなたは私の問いに真剣に答えず、煙に巻いています。私はあなたの弟子を辞めようと思います」

先生「あなたは私に『死後の世界があるのか?もしくはないのか?』を知るために弟子入りしたのですか?」

弟子「いいえ、そうではありません」

先生「『死後の世界のことを知らない人以外には弟子入りしない』と考え、私に弟子入りした人がいたとします。その人が私に弟子入りしたとしても、真理に到達する前に命を失うでしょう」

弟子「どういうことですか?」

先生「ここに、毒矢で射られた男がいます。近くにいた友人は医師を呼びます。急いで医師が到着し、矢を抜こうとしたところ、男は拒否しました。『毒矢が飛んできたのはどの方角か』『射って来た犯人は誰か』『毒の種類は何か』『この矢はどんな矢だ』『この矢を射った弓はどんな弓だ』…。その答えが分かるまで、矢を抜かないと言うのです。結果、男は何も分からないまま死んでしまいました」

弟子「その男は愚かですね」

先生「死後の世界の話も同じです。あなたが『死後の世界のことを教えてくれる人じゃないと師事しない』と言うのであれば、真理に到達する前に死んでしまうでしょう。死後の世界の話は根拠がなく、また、知ったところであなたの役に立ちません。だから私は答えないのです」



これが有名な「毒矢の教え」
先生の正体は当然仏陀こと「釈迦」

科学だろうと宗教だろうと、死後の世界がどうのと語りたがる
生きている間に答えが出ようはずもないことなのに

だから釈迦は言った、「分からんことを知ろうとする前に、他にすることがあるのではないか」と


そんなことを知ろうとする時間も、人と言い争う時間も、百害あって一利なし
何の役にも立ちはしない

生きている間に死後の世界について何か分かったとしても、百聞は一見に如かずと言う
他人に死後の世界の話をして説得しても、それも所詮又聞きで何の益もない

本当に頭がいい人は、分かりようがないことや知っても意味がないことに答えない
また、知ろうとも語ろうともしない
そういうものだ

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