むなしさだけが残る

「人を助ける」とは難しいことだな、と思う
人を助けることその行為そのものは難しいことじゃないんだが




例えば、目の前に500万の借金を負った人がいるとする
助けるのは簡単、500万をあげればいい

だがしかし、他人の力を使って借金をすべて返済しきったとしてもその人がまた借金をしてしまうかもしれない
問題の根本を解決していないから同じ問題が起こる可能性が高い


目の前に「ご飯を食べるお金がない」という人がいて、1万円をあげたとする
でもそのお金を持って飯屋ではなくパチンコで全部スるかもしれない

力があり心の在り方が正しかったとしても、それが必ずしも人を助けることができる能力になるとは限らない



剣術のある流派には活人剣、殺人刀(せつにんとう)という考えがある
一人を殺し千人を助けるのが活人剣であり、千人を殺し一人を助けるのが殺人刀と呼ばれる
もちろん、より義に忠実で人として正しい剣の扱いは活人剣である

だが助けた千人のなかに一万人を殺す人が出て来たら、その活人剣は正義と言えるのだろうか?




俺は今まで多くの人が目の前で苦しんでるのをみて、俺が出来る限りのことをしていろいろとアドバイスをしたことがある
だが大抵はその言葉は無視される、そしてその結果相手は苦しむことになる





昔、こんなことがあった

ある人が「神」と呼ばれる存在を介して除霊してもらっていた
俺はこの神に非常に違和感を感じた


まず、神という存在はほとんど神を自称しない
自称する神は大抵自己顕示欲が強い低級な霊であることが多い
高級な神霊は依存されないように陰からこっそりと人を助けることが多い


次に供え物の件
その神に供えたものは味が落ちるんだそうだ
低級な霊は供え物の気を吸収するだけだから味が落ちる
だが、高級霊の場合は味が落ちるどころか神気が宿るため味が増す
お神酒がいい例だ


低級な神も人を助けることはできよう
そこら辺にある神社の稲荷であっても巨万の富を人に与えるくらいは容易
人の手には難しいかもしれないが、霊であれば低級であっても運を操作すること自体は訳がない
だが、自己の努力によらない運というは儚い
「悪銭身につかず」、よく言ったものだ

大抵の場合、そうやって不正な力を得た運は長続きがせずむしろ凶運を呼び込む
最初はお金持ちだったのに、気が付いたら返しきれないほどの負債を負う
だが低級な霊は落ちたあとの運を面倒みるほどお人よしじゃない
なぜなら彼らは「人を助けるため」ではなく「自己の虚栄心を満たすため」だけに人に力を貸すからだ



そして、高級な神は難解な言葉を使わない
神は人に真理を説くからだ
大事な話なのに難しい言葉を使っては誤解が生まれてしまう
イエスキリストだろうとアマテラスだろうと現代の日本人に対しては現代の日本語で話す
自己の見栄よりも大事なことが分かってる

難解な言葉を使う霊は「不勉強」「人の世など興味がない→人が不幸になろうとおかまいなし」「難しい言葉を使うことで自分は優秀な神であると虚栄心を満たしている」のいずれかでしかない



多くの条件から「その自称『神』は怪しいよ。気分を害したら悪いけど、あまり関わらない方がいい」と忠告した
相手は納得しないだろうなー、と確信を持ってたのでむなしさは残ったが

実際「その神様に殺されるならそれでもいい」と本人は言っていたが、のちのち困ることになるだろうなーとは思ってた



そして最近その神から貢物を要求されて断ったら家族の命に関わることをされるらしい、詳細は知らないが
見ていても何か言ってもどうこうなるわけでなく、むなしくなるだけだから俺はこれ以上深く関わろうと思わないし







ブッダや観音菩薩のような偉大な神仏であっても「助かる気がない人間は助けることができない」という
俺がいくら正しい事を言ってものれんに腕押しなんだろうなー


ま、底辺無職のいうことなんて誰も聞かないだろうがねw
真理は誰が言っても真理であり、詐欺は誰がやっても詐欺なのに
それが分からないというのなら仕方がない話

かといって「人を助けるにはまず金持ちになるのが絶対の条件だ」というのであっても俺は無理に金持ちになろうと思わない
運というのは流れる雲のごとくうつろうもの、正しい事をしても必ず儲かるとは限らない
冥府魔道を歩むような真似をすれば絶対に儲かるが、俺はあえてしない



とりあえずグダグダ言ってないで俺が将来救う運命にあるだろう人のために俺もいろいろ頑張るか
人の前にまずは我が身だ

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